小説置き場(借)

えっちな小説でもそのうち。

『考える事は同じ』

全年齢対象小説

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「知ってる?東の地方では『七夕』っていう行事があるんだよ」

放課後、学校が終わり帰る俺の隣を歩く彼女、ミラがそう話す。

「七夕?それってなんの行事なんだ?」

「ん~…実は私もイマイチ知らないんだよね…小さな紙にお願いを書く、って言うのは知ってるけど」

「ふーん…そんな行事があるんだな」

紙にお願いを書くか…いわゆる神頼みって奴か?紙だけに。

「…君、紙と神を掛けたダジャレ考えてたでしょ」

ミラがジトっとした眼で此方を見てくる…どうやら長年の相棒にはバレバレな様だ。

「…ミラせんぱーい、ガーフィスせんぱーい!」

後ろから聞きなれた声が聞こえる、ミラと俺は後ろを振り替えると、遠目に手を振ってる白髪の彼女がいた。

「セリアだね」

「だな、どうせだし皆で帰るか」

「うん、そうだね折角だし」

そんな会話をしてからミラはセリアに向かって手招きした。
それにセリアも気づいたのか、少し小走りで此方に走り、合流した。

「よかったー、お二人共まだ帰る途中だったんですね、合流できて良かったですよホント」

少し息を切らせつつ、セリアはそう言う。タイミングが合えば一緒に帰ることが多い。

「でもセリア、今日は日直で遅くなるって言ってなかったっけ?」

「ええ、ですが気合いで終わらせてきましたよ!」

ちょっぴりドヤ顔でえっへんと言わんばかりに胸を張る。
張るほど胸は無いのが現実なのだが…

「…ガーフィス先輩、今失礼な事考えたでしょ~?」

ミラに続き、セリアにもジトっとした眼で見られる。
やはり長年の家族関係は伊達ではないな…

「ところで今日は七夕らしいですよねぇ、お二人共知ってます?」

その言葉を聞いて俺とミラは少し小さく笑ってしまう。

「…え、あれ、私 変な事言いました?」

「いや変な事じゃないさ、さっきまで俺とミラも同じ話をしてたんだ」

「ありゃ、凄い偶然…でもそれなら話す手間が省けますね、ちょっとこれを見てください」

セリアは背負っていた小さめな学校鞄から、カラフルな紙の束を取り出した。

「クラス行事で短冊にお願い事を書きましょうってのがあるんですけどね、もし良かったらミラ先輩とガーフィス先輩も一緒に書きませんか?」

なるほど、七夕を実際にやってみようと言う事か…中等部は行事を大事にする感じで少し羨ましい。

「面白そうだな…もちろん良いぞ、ミラは?」

「うん、確かに面白そうだからね…私も書いてみたいな」

「やった!折角だし、皆で書きたいですからね…そうだ、このまま先輩達のお家に行っても良いですか?」

「そっちの家に帰ってから、また俺達の家に来るのも大変だしな…問題ないぞ」

「なんだったら今日は泊まっていったら?服とかは此方にも置いてあった気がするし…アレだったら私の貸すしさ」

「やったー!」

泊まりでセリアは大はしゃぎだ…正直セリアの事だし、それが本当の目的な気もするが…まぁ言わないでおこう。

「…あ、だとしたら夕飯の材料も買いに行かないとね、まだ決まってなかったし…セリアはなに食べたい?」

「そうですね…たまにはシチューとか食べてみたいかも…」

「お、良い感じに決まったな…じゃあこのまま買いに行っちまうか」

「「はーい」」

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あの後、スーパーでシチュー用の材料等を買いそろえた。

セリアが材料探しをしてる間に全員別々に行動をしていたが、ミラがデザートコーナーに向かってデザートを眺めていた所を見つけてしまい…結局プリンを3つ買ってしまった。

買ったとはいっても『流石に悪いから』と強引に半額をミラが出したんだが…こう言うのは男に払わせておけば良いのに、変な所で意地っ張りなのがミラらしい。
その後はセリアと合流し、帰路についた。

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早速夕飯になり、ミラとセリアが切った材料を俺が鍋で煮込む。
セリアは包丁をあまり握った事が無いらしく、慣れない手つきだったが…ミラに教えて貰って何とか切れた様だ。

…因みに何で俺が煮込む係なのかと言うとミラとセリア、どちらも『ガーフィスの作るシチューは野菜が柔らかくて美味しい』との事らしい…
誰が作っても似たような物な気がするが、俺はミラやセリアが作る方が美味く感じる辺り『他人が作る料理』は特段に美味しく感じるのかも。

シチューが完成して夕飯時、ミラもセリアも美味しいって言ってくれたのは嬉しい…
結構多めだったのだが完食してしまう辺り、その言葉は嘘では無いのだろう。

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「ふー…お皿洗いもやっぱり、二人でやると速く終わるね」

「そうですね~、これくらいのお手伝いならいくらでもしますよ!」

「ふふ、ありがとうね、ガーフィスもお皿拭いて片付けてくれてありがとう」

「これくらいはやらないとな…俺はシチューを煮込んでただけだし」

そんなこんなで夕飯も終わり、洗い物等も終わらせて一息つく。

「…そう言えば今日の帰りの時に行ってた七夕の話、覚えてます?早速書いてみませんか?」

一口麦茶を飲み、セリアはそう言ってきた。確かに夕飯も終わって夜だし、丁度良いのかもしれない。

「そうだな、今書いてみるか」

「そうこなくては!では紙…いや短冊って言うんですよねこれ…何色が良いですか?沢山ありますよ~」

先程の学校鞄から再びカラフルな紙の束…もとい、短冊を机の上に取り出す。

「私は…赤色が良いかな、ある?」

「もちろんです!どうぞ~」

ミラに赤色の短冊が手渡される。
確かに赤色はミラのイメージが大きく、一番ミラらしい色だ。
…巻いてるマフラーが赤色だからか?

「俺は青…って七夕って青色をやっても大丈夫なのか?」

「うーん、昔は青は緑と扱われるみたいですが…現代では沢山の色の短冊がありますし、大丈夫じゃないんですかね?」

青色の短冊を手渡される。
純粋に青が好きなのもあるんだが…昔は青が緑扱いだったのは初耳だ。

「私は…緑色にしましょうかね」

「セリアと言えば白色の他には、胸に着けてるブローチの緑色だもんね」

「えぇ、このブローチは大事な物ですからね…誰かさんに誕生日プレゼントに貰えた物ですから」

セリアはチラッと俺の方を見る。
あのブローチを見た時、絶対セリアに似合うと思って渡したから、そう言われると何か…照れるな。

「もちろん、ミラ先輩から貰った緑色の音符形ヘアピンも使ってますよ!無くしたくないので外で着けれないのが残念ですが…」

「確かに小さい物って無くしやすいからね…大事に使ってくれてるだけでも嬉しいよ…さて、書こうか」

「はーい」
「はいよ」

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3人がペンを持って少し時間が経過する。

「…二人とも、書けた?」

お願い事を書き終わったのか、ペンを置いてミラは口を開く。

「私も今、書けましたよ~」
「俺も書けたぞ」

「なんだ、結構二人ともすぐにお願い事書けてたんだね~…ところで、少し思ったんだけどさ」

恐らく最初に書き終わったと思ってたミラは少し残念そうに話し、更に続ける。

「…この家って笹が無いよね、どこに付ければ良いんだろ?」

そう、笹が無い。
ギリギリ観葉植物は1つあるが、流石にそれは七夕では無い気がするし…

「…た、確かに…うーん……なら明日、私のクラスの七夕に付けときましょうか?言い出したのは私ですし」

「クラス行事的に良いのかそれ…?」

学年が違う俺達の短冊を付けるのは、セーフなのか微妙な所だ…

「さてさて、お二人共、お願い事は何て書きましたか?」

早速と言わんばかりに聞いてくる。確かに二人のお願い事は少し気になるが…

「俺は……まぁ、想像に任せる」

「何と…それは凄く気になりますね……女の子に挟まれるハーレム天国になりたい、だったりして?」

セリアはニヤニヤとそう言ってくる。
確かに全世界の男の夢ではあるけどな…少なくとも俺は違うお願い事だ。

「流石の俺でもこんな日にそんなお願い事はしないぞ…?」

「冗談ですよ~、ガーフィス先輩ってあまり欲が無さそうですからね…それで、ミラ先輩は?」

話はミラに振られる。

「私?私は……少し何だか、恥ずかしいかなぁ、言うの」

ミラは言いにくい程に恥ずかしいお願い事らしい…どんなお願い事なんだろうな…

「ほほう、ミラ先輩が恥ずかしい程のお願い事とは…気になりますが、無理に聞くのは野暮と言う物ですね…さてさて」

セリアにしては何だか大人しく引き下がったな…セリアは更に言葉を続ける。

「短冊も書き終わった事ですし、皆で夜中までゲームしませんか?ついでに今日は皆で一緒に寝たり!」

夜中までゲームに、一緒に寝る…
でも明日は平日だし、仮にも二人は女の子なんだからなぁ…

「おいおい、流石にベッドに三人はキツいと思うけどな…」

「まぁまぁガーフィス、たまには良いんじゃないそう言うのも…それに布団2つを床に敷けば寝れなくは無いと思うよ」

何とか断ろうと思ったがそこにミラが言葉を繋げる。
確かにその方法なら三人で寝れなくも…そう言う問題じゃ無い気が…まぁいいか。

「…そうだな、たまには良いかもな」

「わーい!それじゃ、ガーフィス先輩の部屋でー………」

そんな会話をしつつ三人がリビングを出る時、机の上に伏せて置いてあった3枚の短冊は、窓から吹いた小さな風で舞い、床に落ちた。

3枚とも表側になってしまったが、赤色、青色、緑色の短冊にはほんの一部は違うとはいえ、同じ事が書かれていた。


『いつまでも三人一緒にいられますように』

『研究材料』R-18

注意:アダルト小説です。

うごメモで私のキャラを知っていると、更に楽しめる?と思います。

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「私に頂戴、君の精液」

「………え?」

目の前にいる彼女、マーキスは殆ど無表情で言った。
何故こんな状況になったかと言うと…

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始まりはマーキスが新しい薬を開発する為、試行錯誤してた時らしい、どんなに色んな組合せで研究しても上手く行かず、仕方なく過去の研究者の様々な論文を読んでたとの事。
自分の研究に他人の情報を盛り込むのは、本人の研究員のプライドが許せなかったらしいが、今回ばかりはそうも言ってられなかった様だ。

「…この材料も使ってるし、これも使ってる…ん?」

論文を見て、殆ど自分が既に使ってる材料だったらしく、軽く落胆気味だったらしいが…唯一、使ってない材料が1つあった。

「…精液?」

精液って何だ?と彼女はかなり考えていたらしく、考えすぎてパソコンでしらべると言う考えに至らなかったらしい。
どうやって手に入れるかも分からず、軽くお手上げ状態だった様だ。
取り合えず、知り合いのリアンに聞いてみようと思い、電話を掛けたらしいが…

「はいもしもし…あっ、マーキス。久々に電話を掛けてきたね」

「久し振り、リアン…ちょっと聞きたい事があるのだけれど…」

「マーキスが聞きたい事?珍しい…オーケー、私に分かる事なら教えるよ」
「…そう、なら早速だけれど…」

「…精液って何?どうやって手に入れるの?」

「……………えっ?」

…相当リアンは悩んだ事だろう、無知の友人にそんな事を教えて良いのか、と…

「……え、えーっと…それは…」
「それは?」

いきなり精液について聞かれ、電話越しとはいえ説明するのは恥ずかしかったらしい、そりゃあ当然だ。

「……取り合えず、男性から手に入るって教えとくよ、女性からは無理だよ」

「成る程…液って言う位だし、体液みたいな物なの?」

…本当は知ってるんじゃないのか、と思うくらい、正解に近い答えを出す辺り、頭が良いのは確かな様だ。
「う、うん…そんな感じ…」

「ふーん…なら男性に手伝って貰うとするよ」

「あ!見ず知らずの男性はダメだからね!わかった!?」

「え?う、うん…」
マーキスの場合、無知に近いから最悪、変な男に捕まってしまう可能性もある…そう思い、リアンはそう言ったと思うのだが…

「じゃあ、知り合いのガーフィスさんに手伝って貰う、ありがとね」

そう言ってマーキスは電話を切ったらしい…成る程、通りでさっき、リアンから「ごめん…」ってLINEが来てた訳だ。

その後、マーキスは俺、ガーフィスと連絡を取る為に電話を掛けてきた。
携帯番号を教えていなかったので、家の電話番号しか知らなかった様だ。

プルルル プルルル
ガチャッ

「はい、もしもし?ミラです」

電話を出たのはミラ、その時俺は自室でゲームしてたからな…

「もしもし、マーキスです、今日はガーフィスさんに伝えて欲しい事が。」

「あぁ、マーキスさん。ガーフィスなら居ますよ、変わります?」

「いえ、伝言だけで大丈夫です、午後2時に私の研究室に来てくれる様、お伝えください」

「分かりました、伝えておきますね」

「ありがとうございます、今回も宜しくお願いします」

ガチャッ ツー ツー

「…どうした?」

電話をしていた事に気づいた俺は、自室から顔を出し、ミラに聞いた。

「あ、ガーフィス、マーキスさんから伝言、午後2時に研究室に来てくれって」

「ほー、マーキスから?何か用があるのかねぇ…」

「さぁ?来てくれしか言われなかったから…モテモテだね君」

ニヤニヤしつつ、ミラはからかう様に言う…この時はああなるなんて、微塵も思ってなかった。

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そんなこんなで午後2時、俺はマーキスの研究室の前に来ていた。

「…俺、あんまり研究室に来た事無いんだよなぁ…」

マーキスとはリアンの仲介で何回か話した事はあるのだが…結構緊張しつつ、俺は研究室の扉を開けた。

「マーキス?来たぞ?」

「………ん、あぁ来た、少しこの研究室を片付けていたんだ」

部屋の奥からマーキスが顔を出した、片付けて…とは言うが、正直しっちゃかめっちゃかな研究室に見える…

「こんな大量に物があって…良く物の場所とか分かるよな」

「自分の研究室だから、ね」

一見ゴミ屋敷に見える研究室だが、良く見ると本の種類、研究に使う試験管などしっかり分けられてあり、本人には配置が全て分かる様だ。

「…で、俺を呼んだ理由は何なんだ?」

少し話をした所で、俺は気になってた事を聞く。

「あぁそう、それなんだ」

そう言ってマーキスは俺の前に来て…

「私に頂戴、君の精液」

「………え?」

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「…な、なぁ、マーキス…自分が何言ってるのか分かってるのか…?」

「新しい薬品作りで必要だからね、この瓶1杯分は欲しい、お礼はする」

そう言ってマーキスは小さな小瓶を1つ、机の上に置いた…しかし、なぁ…

「いきなり出せと言われても…無理に決まってるだろ…」

「……そう言う物なの?困った…」

…あれ?もしかしてマーキスって精液の事、詳しくは知らないのか…?確かに研究以外に興味とか無さそうだし、男の事もあまり知らないのかもな…

(取り合えずある程度の知識だけ教えて、やんわりと断るか、いっそ諦めさせるか…)

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あの後、俺はマーキスに精液とは何なのか、どうすれば出せるのかを細かく話した… 普通に「俺には無理」と言えば良かったのだが、研究しか脳に無いマーキスだ、無理だと分からなければ、どんな手段を使っても手に入れるに違いない…

「…成る程、男の精液を出させる為には先ず、股間にある棒?を興奮に当たる刺激を与える、と」

マーキスは説明内容を取っていたメモを見つつ、確認してくる。

「そして棒が肥大化したら、更に色々快感、興奮に当たる刺激を与え続ければ、射精という行動で精液が放出される」

「…そういう事?」

「……お、おう…」

正直、何故女の子にわざわざ、射精や精液の事を教えないといけないのか、という恥ずかしさが半端無い。

「…なら君が、今ここで自分の棒を刺激して、射精すれば良いと思うんだけど…」

確かにそれがごもっともな意見だ、女性なら皆、そう思うだろう。

「女の前で男が自分で刺激して、射精とか相当勇気無いと無理だぞ…俺は緊張して、逆に萎えるタイプだ…」

そう言うと、マーキスは少し考えた素振りを見せ、スマホを取りだし、何か調べ始めた。そして調べ終わったのかスマホを仕舞い、マーキスはこういった。

「精液は女性が刺激すれば、射精しやすいらしいね、それなら私が刺激すれば射精できる?」

間違ってはない、間違ってはいないんだ、実際女性に刺激されたら射精も簡単にしてしまうだろうが…

「…本気で言ってるのか?」

「当然、取り合えず研究室の鍵を閉めよう、念のために」

マーキスは研究室の扉に鍵を閉め、窓もカーテンを閉めた。

「さて…こっち」

そう言うとマーキスは、先程まで片付けていたらしい部屋に行ってしまった。…本当に良いのか?これは…
確かにマーキスは顔も美人だし、胸以外のスタイルもそれなりに良い、そんな人に射精を手伝ってもらうとは…男としては喜べる事だが…

…いっそ帰ってしまおうかと思ったが、よく見るとこの部屋の扉の鍵、一度鍵を閉めたらパスワードを入力しないと、出られない暗証番号タイプの様だ。
…マーキスじゃないと分からず、完全に逃げられないのが分かり、俺はマーキスに着いていくしかなかった…

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マーキスの後に着いてきたが、肝心のマーキスは大きな棚を頑張って押そうとしている…ちょっと可愛いな…

「…何してるんだ?」

「あ、あぁ…この棚の後ろに隠し部屋の入り口があるんだけれど、棚が動かなくて…今まではリモコンで動かせたんだけど、今日は調子が悪くて」

棚の後ろに部屋…何だか凄い仕掛けだな…そんなに見られたく無い部屋なのか?

「…ほら、俺が押してやるよ、力仕事は男がやるもんだ」

ズズズズズズ

正直棚が大きいのもあって不安だったが、結構力を込めれば案外動くもんだな…そんな事を思ってると、棚のあった所に扉が見えてきた。

「ありがとう、この部屋なら誰も知らないから大丈夫な筈」

扉を開けると…案外普通の部屋だった。綺麗に整理されてるし、ベッドやソファ等の家具もあり、決して広くはないが生活をするのには十分な広さだ。

「取り合えず、射精する前に少しリラックスしようか、珈琲淹れてあげる、ソファに座ってて」

そう言い、マーキスはキッチンに向かった、マーキスの淹れる珈琲は始めて飲むな…

「…これから搾取される様なもんだよな、これ…」

普通に考えても、射精される為に密室(?)で男女2人きりとは、普通はありえない状況でもある…
取り合えず瓶に…射精したら直ぐ帰ろう、そう思いマーキスを待つ。

「はい、珈琲淹れてきたよ」

ボーッとしてた事もあって、マーキスがキッチンから戻ってきたのに気づかなかった…

「あぁ、ありがとな」

「火傷しない様に少し冷ましてあるから、直ぐ飲んでも大丈夫だよ」

こう言う気遣いもしてくれる辺り、研究バカと思ってたのが申し訳なくなったきた…早速珈琲飲んでみる。

「…美味いな」

「自分用に良く淹れるから。そう言われると嬉しいよ」

お世辞抜きで本気で美味い、ミルクも砂糖も丁度良い感じだし…
その後、少し駄弁りつつ、珈琲を飲んでリラックスしていたのだが…

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あれから少し時間が経ったが、気のせいか何か、股間が盛り上がって…

「……マーキス、珈琲に何か、入れたか…?」

もし違ってたら…と思ってしまうが、この股間の膨れ上がりはマーキスの珈琲を飲んだ後からだ…まさかとは思いつつ聞いた。

「…さぁ?何の事?」

薄ら笑いを浮かべそう言い、床に座ってたマーキスは立ち上がり、ソファに座ってた俺の股の間にしゃがみこんだ。

「…さて、始めようか、材料集め」

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彼女は俺のベルトを緩めズボンを半分脱がさせた後、トランクスから性器を露出させた時、いつもの無表情から少し驚いた様な表情を見せた。

「何かグロテスク…この膨れ上がってるのが射精する奴?どうすれば出るの?」

「あ…あぁ、先ずは手で握って、上下に軽く動かしてみたり…」

マーキスは両手で性器を握り、ほんの少し上下に動かす…ぎこちない手つきとひんやりした手で更に快感が増す。

「…こう?これで合ってる?」

シュコ シュコ シュコ…

マーキスが手を動かしつつ、俺の顔を見てきた…この体制だとマーキスが上目遣いになるせいで、興奮が一層強くなる。

「あ…あぁ…合ってる…よ」

「…なら良いんだけれど」

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シュコ シュコ シュコ…

「…ねぇ、射精ってどれくらい掛かるの?中々出ないけど」

暫く手コキしてたマーキスが口を開く、どうやら少し疲れてきたらしい。
俺も出来るだけ早く射精したいのだが…

正直、中途半端過ぎて射精に至らない、確かに気持ちいいが射精に至らないのが地味にツラい…
もうここまで来たら開き直ってしまおうと考え、マーキスに次の手段を教える。

「そうだな…じゃあ次は口でくわえてみる、とかどうだ?」

「え、これくわえて大丈夫…?」

マーキスが若干、不安そうな顔で此方を見ている、いつも無表情な彼女がこんな顔するのか…

「大丈夫だ…と言うかそうしないと射精できないな、多分」

「!…わ、わかった…どんな感じにやればいい?」

射精できないと言う単語に反応したのか、一応フェラしてくれるらしい。

「まずは…この先っぽのピンク色の所、亀頭と言う所を舌で舐めたり…その後はくわえて、手でした時と似た感じに上下するとか…そんな感じだな」

「成る程…やってみる…じ、じゃあ、その…いただきます」

そう言ってマーキスはカプッと性器をくわえた。
その後一端口を離し、舌でチロチロと舐め亀頭を刺激する、それがかなり破壊力が強く、もう少しの刺激で射精しそうなレベルだ。
亀頭を舐めた後、再び性器をくわえた、口の中の暖かい感触がある…

「ん…ひょお?ひもひいい?ひゃへいひほう?」

「う…あ、あぁ、もう少しだ…ッ」

くわえられたまま喋られると、性器への刺激がかなり強い、そろそろ射精しそうだ…

「…ひょお、うぼくね」

チュプチュプチュプ

そう言い、マーキスはくわえたまま動き出した時、

「く…で、射精るっ!」

遂に射精の感覚が来て、マーキスの頭を少し押さえ込んでしまった。

「んぶ!?」

ビュクビュビュルルルルビューッ‼‼

「んぐ!ん…げほっ!えほ!」

初めて口の中に射精された事もあるのか、途中で耐えられなくなり口を離し、最終的に顔や髪、白衣やズボンにも精液が掛かってしまった。

「はぁ…はぁ……す、すまん…大丈夫か?」

「…だ…大丈夫…ところで、これが精液…?何だか粘っこくて白濁としてて、変な液体…」

マーキスは口に射精された精液を手のひらに吐き出しつつ、まじまじと観察している…やはり研究員だな…

「…ちょっと味見してみよ」

マーキスは精液が入ってる手のひらを口に近づけ、少し飲んだ。

「……うえっ、あまり美味しくない…喉に絡み付くし」

飲んだ後、心底美味しくなさそうな顔でそう言った、まぁそりゃ…そうだよなぁ…

「取り合えず、この精液を瓶に入れて…まだ足りないね…」

手のひらにあった精液を瓶に移したが、小瓶は少ししか貯まらず、マーキスは少し残念そうに言った。

「射精した時に、飛び散ったからな…これは仕方ないだろ」

正直、髪や顔、服に精液が掛かってるマーキスはとんでもなく色っぽくエロい、さっきの精飲行為もあり、俺の性器はまだまだガッチガチだ。
それに気づいたマーキスは、横目で性器を見ながら恥ずかしそうに

「…まだ、射精せる?」

と聞いてきた。答えはもちろん…

「…当然、ただソファだとアレだし、ベッドで…な?」

射精した事もあり、完全に開き直った。

ーーーーーーーーーー

「あっ……」

ベッドに着いた途端、マーキスをベッドに押し倒す…予想外の事が起こると表情が崩れて、面白いんだよなこいつ…

「…私も調べたし、今からする事も察しがつくけど…その、やっぱり…?」

マーキスは顔を赤くしつつ、今からされる事を聞いてくる。

「…ここまでやっておいて、今更やめるとか言わないよな?」

「い、いや、それは言わな…ひゃっ!」

俺はマーキスのズボンに手を入れ、アソコを触ってみる…

「…何だ、グッショグショだな、フェラと手コキで興奮してたのか?」

「そ、それはその…んくっ!」

クチュ ツチュ ツチュ クチュ クチュ…

「ん…あっ…そ、そこ…あ…っ!」

マーキスは恥ずかしそうに俺の腕を掴みつつ喘いでる…初めての絶頂を味会わせてやりたい。

ツチュ クチュ クチュ クチュ ツチュ…

「あ…な…何か、来そ…っ!」

「イきそうか?…イっちまえ!」

イきそうなのを分かった俺は、ここぞとばかりに本気で攻め込む。

グチュ グチャ クチュ グチュッ‼

「ん…ああああ''あ''あぁ''ぁ''っっっ!」

遂にマーキスが絶頂した、体がガクガク震えてて、相当な快感なのがよくわかる。

「ん…はぁっ…はぁっ…はぁっ…」

「…どうだ?初めての絶頂は?」

「…こんなの…しらなかった…」

取り合えず気持ちよかったのは確からしい、女の子をイかせられるのは、男として凄く嬉しい。

「…なぁマーキス、そろそろ…」

俺も限界になってきた事もあり、マーキスに…挿れて良いかを確認した。
顔を腕で隠して何も言わなかったが、しっかりと頷いたのは確認できた。

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マーキスのズボンとパンツをふくらはぎ辺りまで脱がせ、上着はそのまま、青いシャツと下着だけ捲らせる。
そして性器をマーキスのアソコにあてがい…その時、少し意地悪がしたくなってきた。

「……い、挿れない、の?」

マーキス自身も切なそうにしており、今か今かと待っている。

「なぁマーキス………………………って言ってくれよ」

「…そ…そんな事…言える訳…んくっ」

俺は再び、指でマーキスのアソコを刺激する、1回イって更に敏感になってるのか、さっきよりも喘いで可愛い。

「大丈夫だ、これは仕方ない事なんだマーキス」

「んっ…し…仕方ない…?」

「あぁ、挿れられなければ目的の精液を出せないし、マーキスも中途半端に終わるぞ?」

…自分でも分かるくらい、凄く意地悪な顔をしているのが分かる。
そしてこの言葉を期に、指で刺激するスピードを更に速くする。

「…んっ…くっ…!わかっ、わかった…言うから…一旦止めて…」

その言葉を聞き、俺は指での刺激を一旦止める。

「わ…私の……」

「声が小さいな?」

「……ッ!わ…私の!お…おまん…こに…貴方のお…おちん…ちんを挿…挿れて下さいっ…」

「…良く言えましたっ!」

ズプッ‼

「んっ…あああああっっっ!!!」

おねだりを貰った所で、あてがってた性器をマーキスに挿入した、こっから更に…

「……ん?」

よく見ると、接合部分のシーツに若干赤いシミが見える…え?

「ま…マーキス…お前、処女だったのか…?」

今までの経歴を考えれば処女なのだが、一連の事、そしてさきほどのフェラの上手さですっかり忘れていた。

「……うん…君が初めての人…」

「…何か…強引な感じでごめんな…」

女の子の初めては優しくしろ、と以前、大学で教わった…情けないな俺は…
そんな事を考えてると、マーキスが背中に手を廻し、優しく抱きついてきた。

「…大丈夫、今は少し痛いけど、思ってた程ではないし…それに」

「私は、君が初めての人で良かった」

いつもは無表情で崩れない顔が、笑顔でそう言われた、そんな事言われたら…萎えかけた自分の性器が、再び固さを取り戻す。

「…で、でも、動くのは少し待ってほしい…」

「あぁ、勿論だ…意地悪してごめんな、少し遅いが、ここからは優しくする」

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あれから暫く、正常位で繋がったまま、マーキスの痛みが消えるまでジッとしてた

「…もう…大丈夫、かも」

「本当か?」

「うん…痛かったらちゃんと言う…」

「…それじゃあ…動くぞ?」

そう言うとマーキスはこくん、と頷き、俺の肩に顔を埋めてきた。

パチュ パチュ パチュ パチュ パチュ

「あっ!…んく…あっ…!」

あまり声を出さない様に頑張ってはいるが、やはり押さえきれてない、そんな姿が凄く可愛らしい。

パチュン パチュ… バチュンッ!バチュンッ!

「んっ…んっ…あぐっ!うっ、あ」

少し腰を動かすスピードと力を変えると、唐突に変わって完璧に喘いでしまっている…まずい、俺がそろそろイきそうだ…女の子より先にはイきたくねぇ…

バチュンッ!バチュンッ!バチュンッ!バチュンッ!

「あ!イッ!イっちゃ…ッ‼」

マーキスもそろそろ限界らしい、ここで一気にラストスパートをかけていく。

「マーキスもか!俺もイく、イくぞ!」

「あっ!あっ!うんっ!イくっ!一緒にイきたっ…あっ!」

ドビュドビュルルルドクドクドビュルルルルッッッッ‼‼

「「あああああ''あ''あ''っ''っっ!」」

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「やってしまった…っ!」

開き直ってしまったとはいえ、友人の女の子を食ってしまった…っ!
そう、精液が欲しいだけならセックスは必要ないのだ、精液だけなら手コキやフェラだけでも良いのだ…

「まぁ…もうヤっちゃったし…」

マーキスは少し笑いながらそう言う、そういう問題じゃないんだ…!

「女の子を簡単に食うなんて何て奴なんだ、俺は…ッ!」

「…私としては気持ちよかったし、精液を採取できたから無問題だけどね」

マーキスは精液で満タンになった小瓶を見て、満足そうな顔をしている。
実はセックスした時に中に射精した事で採取が出来ず、結局その後に3回ほどフェラ、手コキ、挿入などで搾られた、当然、中には射精出来なかったが…

「そう言えばマーキス、精液が必要な薬って…どんな薬なんだ?」

ふと思い出して、疑問に思ってた事をマーキスに聞く。

「あぁ、1種の惚れ薬みたいな物で媚薬成分もある物、ある人にお願いされて」

誰なのかは話してくれなかったが、その薬を飲む奴は可愛そうだな…だって俺の精液成分の薬なんだし。

「取り合えず…今日の精液提供は本当にありがとう、感謝してる」

「おう!…で、お礼に要求する物は何にするかな…」

「あぁ…やっぱり覚えてたんだ…こう言うのはどう?」

そう言うとマーキスは1枚の紙切れを渡してきた、これは…電話番号?

「私の携帯番号。何か作って欲しい物とかあったら、遠慮なく言って。…まぁ…溜まった時に抜いてあげても…いいけど」

恥ずかしそうに顔を赤くしてるマーキスは中々可愛い、はたして俺は連絡ができるのか…?

ーーーーーーーーーー

「…じゃ、俺はそろそろ帰るよ」

気づいたらもう夕方の6時になっていた、4時間もシてたんだな…

「うん、気を付けて」

マーキスもわざわざ送り出してくれる、何だか最初より表情が柔らかくなったし明るくなったな…
そう思いつつ、俺は我が家に向かった。


そのあと、マーキスは徹夜して例の惚れ薬を完成させたらしい

「ふぅ…できた、さて、本人に電話しよう…」

プルルルル プルルルル ガチャッ

「…はい、もしもし」

「…その声はミラさんですね。マーキスです、例の薬が完成しましたよ」

…ガーフィスの精液で作った惚れ薬を、ガーフィス自身がが飲む事になるのは、今の彼には知るよしもないが、それはまた別の話…。